DV_006 当時の私の”離婚”判断基準

DV体験

数年ぶりの友達との時間

友人の結婚式があったので、
久しぶりに実家に子どもたちを預けて、
結婚式へ。

とても、幸せそうな友人夫婦と
それに参列する友人たち。

なんて、みんなイキイキしていて
楽しそうで、キラキラしているんだろう。

友人たちに、最近どうなのよ?と聞かれて、

最近?そうだな〜めっちゃ殴られてるんだよね!!

実はさ、
めちゃくちゃ殴られてるんだよね。。。
話をすると、
は?何それ?マジで?という
感じだったけど、
みんな、今までやられてきたことを
細かくは知らないので、
まさかここまでひどいDVだったと
思わなかったみたい。

そりゃそうだよね。
普通の人間だったら、
ここまでひどい日常があるなんて
思いつかないわ。

てか、ここまでひどかったら、
普通逃げてるよね。
今思うけど、やっぱり私も洗脳で
頭おかしくなってたんだな。

友人の1人が、
元気ないね?ガッチャンらしくないよ!?
昔のガッチャンは、
もっと元気いっぱいで
ハッピーオーラがあったよ!?
大丈夫なの?って
優しく声をかけてくれました。

私らしさ・・・?って、
なんだっけ?

昔からの友人に言われて、
今の自分への違和感を感じるんだけど、
”私らしさ”が思い出せない、
わからない。と、
何かがモヤモヤし始めるのです。

今から帰ります。と、
DV夫に連絡をすると、
「調子に乗るな!」と返事が
楽しかった友人たちとの時間も、
最後の一言で台無しだった。

もっと激しくなってきた暴力

みんなに別れを告げ、
急いでDV夫の元へ帰ると、
とてもお怒りのようで、
私を突き飛ばし、
部屋の隅に追い詰めて
包丁を突きつけてきた。
「別れたいと言っても
 子供は渡さなねぇからな!!」

ほんとうに、
言ってることの意味がわからない。

私は別れたいと思ってても
一言も言っていない。

もうさ、いっつも一方的で
いきなり始まるから
何のことなのか分からないし
話にならないことに
私もうんざりなんだよね。

そもそも、結婚式に行ってこいって
言ったのは、サイコパスのDV夫。
俺が、そんなものにも
行かせない奴だと思われるだろ!

とかの理由でね。)

それで、機嫌が悪くなるのが、
わかってるから「行かない」と言っても、
無理矢理行かせるのはDV夫なのに、
この理不尽さよ。

「お前、俺が本気で刺さないと思って
ナメてんだろ?」とか、
ずっと言ってくるしラチが開かない。

こんな奴と、もう居たくない。
もうどうでもいいや。
くっだらない男。って思ってさ、
「刺セよ!
るもんなら、
してみろよ!!
もうタヒんだ方がマシだわ!!」

うわーーーーーーーーーー!

「ほら、よ!
セよ!!
ーー!!!」
って初めてキレたわ笑

そしたら、お前のせいで
子どもが泣いてんだろうが!

早く泣き止ませろよ!とか言って、
結局サれなかったのよね。

帰ってきてすぐサイコが
大声で怒ってる時点で、
子どもは泣いてて
私のせいではないけど、
なんでも私のせいだからね。

精神が崩壊した人の思考回路

あーまじ無理。。。

てか、こんなに煽ったのにな。。。

刺されなかったから、
結局のところ未遂じゃん。。。

これじゃ、まだ、
誰もが納得する
離婚理由にならないな。

もっと決定的な
何かをされなくちゃ!!
思っていた私。

今思ったのは、相当私も
精神的にいっちゃってるな笑

全然洗脳されてなかったと

思ってたけど、
しっかり精神崩壊してるね。。。

知人が、親に
旦那と離婚したいって言ったら、
「あんたなんかをもらってくれてるんだから、
馬鹿なことを言ってんじゃないよ!」
って言われたという話を聞いた。

その当時は、そんな言葉なかったけど、
毒親だったのかな。。。
娘の幸せを願うのが親心ってもんじゃないの?

私は逆に自分の親のことを
信じてなかったのかもしれない。

うちの子たちは
私を信じてくれるといいな。

その知人がどんな理由で
離婚したかったのかも
聞いてなかったのに、
この時に私の中で
”離婚ができる理由”として、
誰もが認めるくらいの、
ひどい理由じゃないと
離婚はできないという
判断になっていた。

あの男が刺そうとした
刺されなかったんだから、

よかったじゃない!と
言われたら困る。

臨月のお腹を蹴られた
蹴られただけでしょ?

ちゃんと生まれたんだから
よかったじゃない!

言われたら、困る。

頭を踏みつけられた
イルミネーションくらい

行けばよかったんじゃない?と
言われたら困る。

みたいな感じで、周りの反応を

自分で勝手に想像して
ジャッジしてたと思う。

みんなが、絶対に離婚に
反対できないくらいの暴力を待ってた。

じゃないと、サイコパスのところに
連れ戻されるかもしれないと
思っていたから。

今思うこと

ほんとに、今思い返してみて
びっくり。

自分のことながら、可哀想すぎる。


このブログを書くまで、

んなに追い詰められてたことにも
気づいてなかった。

私も、おかしくなっていたんだな。


わからないけど、

本当にギリギリの精神状態
だったんだな。

他人軸が招いた思考。

思考内の人たちに判断を委ねていて
自分が別れたいと願う気持ちが
一番大事だということに気づけない。

思考内の人たちは言わば
自分の人生のエキストラ。

自分の人生の物語の主人公ではない。

自分の人生を主人公が決めずに
エキストラが決めていくなんて
そんなドラマはない。

他人軸ってそういうこと。

4年前の
臨月のお腹蹴られた時でも
離婚できたよ。

この精神状態から
よく這い上がった!

社会復帰もして!

今はこんなことには、

もう囚われずに
元気に私の人生を楽しんでるよ!

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